2024年4月10日、ボードゲームギャラリーカフェ『亞猫文化堂』は閉店した。
そこまでの話をしたいんだが、それを語るには沢山のことを知ってもらう必要がある。
まずは私、亞猫がボードゲームにここまで執着しこんなことになってしまったかである。
若い頃から亞猫は多趣味で「マンガ」「映画」「イラスト」「声劇」と広く浅く
手広くやってるわりにこれ!どれも専門知識の深いわけでもなくいわゆる
オタクに認めて貰えないオタクの分類だった
また父親の強引のすすめで介護福祉士をとり、高齢者介護の通所施設に勤めて管理者や
生活相談員といった役職を務め、朝早くから夜遅くまで働き「趣味は仕事です」なんて
いってた時期もあった
そんな何にも面白くない人生を爆進しているときにある深夜テレビ番組をみかける
「ジンロリアン」いわゆる「人狼ゲーム」をプレイする番組で
多分プロデューサーも人狼ゲームをよく分かっていなかったんだろう
「占い師」や「騎士」といった役職もなく、「なんか自身なさそう」とか
ただイチャモンつけて人狼を探すという、なんともお粗末な番組だったが
当時の亞猫は「なんじゃこりゃ!!」と衝撃を受けすぐに人狼ゲームを調べまくり
「ワンナイト人狼」を手にいれ彼女とその息子(当時3歳くらい)と遊んでいたが
飽きたらず、ついに福岡で人狼のイベントにしているところを発見それが
「福岡人狼会」だった。そこからは週末には人狼、人狼、人狼...
そんな「福岡人狼会」が亞猫の今後を大きく変えていく
ついには彼女をほったらかしになり三行半を突き付けられまでのめり込む。
その頃、一緒に働いていて「趣味もなく家でぼーっとしてます」と
言っていたので人狼に巻き込んだのが「みぃこさん」だ。
結局、みぃこさんは人狼は楽しくないとハマらなかったが
そんなある日、人狼会の会場になった本屋さんである張り紙を見かける
それは「ボードゲームの楽しさを紹介する会」で月に一度
おもちゃ屋さんの店員さんが世界のボードゲームを2,3個紹介してくれ
本屋さんの静かな雰囲気で大人を対象にボードゲームの歴史や
楽しさを教えてくれるのだ。「すげぇぜボードゲーム!」単純な亞猫は
すぐにボードゲームにハマってしまう
つづく
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